音楽業界の需要と供給

音楽家全体で見ると、「供給が需要を上回っている分野が多い」というのが現状です。
ただし、「音楽家」という一括りではなく、分野によってかなり違います。
| 分野 | 需要 | 供給 | 現状 |
|---|---|---|---|
| クラシック演奏家 | △ | ◎ | 供給過多 |
| ジャズ演奏家 | ○ | ○ | 地域による |
| ブライダル演奏 | ○ | △ | 人手不足の地域も |
| 幼保・学校公演 | ◎ | △ | 演奏できる人が少ない |
| レストラン・ホテル | ○ | △ | 継続できる人が不足 |
| 音楽教室講師 | ◎ | ○ | 指導力がある人は不足 |
出張演奏家は?
出張演奏では
- 幼稚園・保育園
- 学校公演
- ホテル
- レストラン
- 企業イベント
をこなせる演奏家は、実はそれほど多くありません。
理由は、
- 平日昼間に動ける
- 子どもの前で話せる
- MCができる
- 譜面対応できる
- 時間を守れる
- 車で移動できる
- 営業的な対応もできる
という条件を満たす必要があるからです。
演奏家は多いのに、なぜマッチングが難しい?
「演奏が上手い人」と「仕事を任せられる人」は一致しません。
例えば
- 音大卒
- プロ演奏家
- 演奏経験豊富
でも
- 子ども向けが苦手
- 平日に動けない
- ブライダルをやりたくない
- 遠方に行かない
という人は少なくありません。
私は音楽ビジネス塾の他に、演奏派遣の仕事も行っていますが、
やはり人材のマッチングに苦労します。
クライアントの要望にいかに合うか。
それは、演奏が上手いだけでは成り立ちません。