コラム

イオンモールで知り合いに会う確率から考える、音楽教室の集客の話

全ては確率です。

ある日、近所のイオンモールに行くと、当たり前ですが歩いている人は知らない人ばかりです。
ごく稀に知り合いに会うことはありますが、ほとんどの場合は「あ、誰も知らないな」で終わります。

では、少し考えてみてください。

あなたの街で、その時間に、あなたの知り合いと偶然会う確率はどれくらいでしょうか?

おそらく、かなり低いはずです。
なぜなら、街には何万人、何十万人という人がいて、その中であなたと関係のある人はほんの一部だからです。

これは当たり前の話ですが、
実はこの感覚がそのまま音楽教室の集客にも当てはまります。


音楽教室の生徒は「街の全員」ではない

音楽教室をやっていると、
「そのうち誰か来るだろう」
「口コミで広がるはず」
と考えてしまいがちです。

しかし冷静に考えてみると、

  • あなたの街に住んでいる人は何人いるのか
  • その中で音楽に興味がある人はどれくらいか
  • さらに「今から楽器を始めたい」と思っている人は何人か

この数字は、どんどん絞られていきます。

イオンモールで知り合いに会う確率が低いのと同じで、
音楽教室に興味を持つ人は、もともと少数派なのです。


数字を知らないままでは、前に進めない

ここで重要なのは、
「感覚」ではなく「数字」で考えることです。

例えば、

  • 人口10万人の街
  • 音楽に興味がある人が10%
  • 実際に楽器を始めたい人がそのうち5%

だとすると、対象は 500人 しかいません。

さらにその中で、

  • 子ども向けなのか
  • 大人向けなのか
  • ピアノなのか、管楽器なのか

と条件を絞れば、
あなたの教室の“本当のお客さん”はもっと少なくなります。


だから「待つ集客」はうまくいかない

この数字を知らずに、

  • チラシをなんとなく配る
  • SNSをなんとなく更新する
  • 口コミをなんとなく待つ

これでは、
イオンモールで知り合いに会うのを期待して歩き回るのと同じです。

会えたらラッキー。
でも、ほとんどは何も起きません。


数字がわかれば、やるべきことが見える

逆に言えば、

  • どんな人が
  • どこにいて
  • どんな言葉に反応するのか

この数字と条件がわかれば、
集客は「運」ではなく「設計」になります。

音楽教室の集客は、才能や有名さではありません。
どれだけ現実を数字で見ているかです。


もし今、
「なぜ生徒が増えないのかわからない」
と感じているなら、
まずはイオンモールの景色を思い出してみてください。

知らない人ばかりの中で、
“たまたま誰かが来る”のを待つのか。
それとも、会うべき人に、会いに行くのか。

数字がわかれば、
その先に、ちゃんと進めます。

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